映像検索技術 [AV機器]
HDDが大容量化したおかげで、HDD/DVDレコーダーに大量に映像を保存できるようになりました。
その反面、目的の映像を見つけ出すのが、かなり大変になってきました。
そこで、目的の映像を検索するための技術を各社開発しています。
NECは、映像に登場する人物の顔の画像をキーにして、お気に入りのタレントや俳優が出ている番組を選択したり、あらかじめ登録した顔写真をもとに、その人物が出ている映像を静止画としてリスト表示したりする技術を開発しています。
また、東芝は、番組中にテロップとして流れる文字情報を抽出して、番組の内容を把握しておき、入力されたキーワードと抽出した文字情報とをマッチングさせて目的の映像を検索する技術を開発しています。
どちらも画像認識、画像解析の技術を使って、目的の映像を検索するといったものです。
AV機器に組み込まれるCPUが高性能化してきて、情報量の多い画像を使った検索ができるようになってきたのだと思います。
Cres「CMや番組の文字情報だけ抜き出して、関連する情報をネットで探せたら便利やと思うんやけど。。。」
Forti「東芝が開発中の技術を応用すれば、なんかできそうな気がするね。」
Cres「でも、画像から文字だけ抜き出すのって、難しいんやろうなぁ。」
Forti「そうやね。画面のどこに文字が表示されるか、わからないしね。」
Cres「でも、デジタル化が進んだら、こんな技術いらなくなるんとちゃう?」
Forti「そのとおり!映像といっしょに関連情報なんかも同時に送れるようになったら、わざわざ画像を解析する必要もなくなるしね!」
でも、関連情報がない映像から目的の映像を探すのには、画像認識、画像解析は必要な技術だと思います。
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