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人工視覚 [テレビ番組]

昨日、フジテレビで放送された「人体再生ロマンスペシャルII」。
最新医療により、人体と機械を結びつけることで、失った肉体、機能を取り戻すといった内容でした。
この中で、一番気になったのが、人工視覚です。
両目の視力を失った人に対し、超小型カメラの映像を脳の視覚野に電気信号として直接送って視覚を得るというものでした。
手術後の実験段階で、電気信号の与え方により、物の形や色まで認識できるようなことを言ってましたが、最終的には、人の姿は2つの点にしか見えない。
物の形も、輪郭がいくつかの点で構成されて見えるだけ。
動いているものも、輪郭の点が移動しているだけにすぎないとのことでした。

現在の医療技術では、ここまでがやっとなのかもしれません。
人間の脳の視覚野に、直接電気信号を入力するだけでは、脳に映像を認識させることはできないのかもしれません。
それだけ、人間の目、網膜、視神経が優れているということでしょう。

視力を失った人に、リアルな映像を認識させるには、次のような技術が必要なのかもしれません。
・カメラから入力された映像信号を、その人にあった映像信号に変換する技術
・その信号を脳の視覚野に視神経の代わりに伝えるための技術
・視神経の代わりに用意したケーブルを脳の視覚野に結合する技術

網膜から視神経をとおして入ってくる信号と同じ信号が、視覚野に入ってくれば、脳は映像を認識するようになるかもしれません。
ただ、本当に視覚野だけが、映像を認識しているのであればですが。。。

Cres「なんか、難しくてよくわからんなぁ。」
Forti「そうやね。ものを見るのって、普段ぜんぜん気にしてないもんね~」
Cres「まあ、そんだけ人間の目ってすごいってことやな。」
Forti「うん。最新の医療技術で、自分の意思で機械を動かすといった出力系は進んでるけど、目の代わりにものを見るといった入力系は、まだまだって感じしたね。」

人工視覚が、本物の目になるまでには、まだまだ時間がかかるような気がします。


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