携帯電話番号ポータビリティ開始

10/24より、携帯電話の番号ポータビリティ(MNP)がはじまります。
NTT DoCoMo、AU、SoftBank各社とも、MNPに向けていろいろとPRを行っています。

このなかで、一番、派手な宣伝をしているのがソフトバンクです。

ソフトバンクが10/23に発表した料金プランは３種類。
ゴールドプラン、オレンジプラン、ブループランです。

ゴールドプランは、ソフトバンク携帯同士の通話料が無料、SMS(ショートメッセージサービス)メールが無料になるプランです。
基本料金は月９６００円ですが、2007年1月15日までに、新スーパーボーナスおよびゴールドプランに加入すれば70%引きの２８８０円が基本料金になります。
しかも、この基本料金２８８０円は、ずっとそのまま据え置きになるとのことです。

オレンジプランは、AUの料金プランをそのまま継続して使えるプランです。
ブループランは、NTT DoCoMoの料金プランをそのまま継続して使えるプランです。
このプラン、AU、NTT DoCoMoの料金プランより200円引きになるとのことです。

これだけだと、ソフトバンクの料金プランは、他キャリアに比べて安くていいように聞こえます。

ゴールドプランには、制限がいろいろとたくさんあります。
回線が集中する時間帯（21:00～0:00）は、月200分までは無料ですが、200分を超えると30秒ごとに21円かかります。
また、他キャリアへの通話料金は30秒ごとに15.75～29.4円かかります。
メールについても、無料なのはSMSだけ。通常よく使うメールは、無料ではありません。

Cres「ソフトバンク、宣伝禿げやなぁ。」
Forti「禿げ？派手とちゃうの？」
Cres「ごめん、孫さんの頭見て、つい言ってしもうた。」
Forti「確かに『通話料￥０』とか『メール代￥０』とか大々的にPRしてるね。」
Cres「これだけやと、他の携帯会社と比べたら『安い！』って感じして飛びつきたくなるな～」
Forti「ほかにも、キャンペーン期間に契約すると、いろいろと値引きや○ヶ月無料とかあるね。」
Cres「最初は全部無料やから、最初の契約でいろんなオプションつけてしまいそうやなぁ。」
Forti「それがソフトバンクのやり方、無料期間が終わるといきなり料金が高くなるんやね。」
Cres「ADSLのときも、モデムをタダで配って、しばらく無料で使わせてたもんな。今回もそれと変わらんのとちゃう？」
Forti「同じかもしれんね。とにかく、宣伝に惑わされないよう、内容をよく読んでキャリア変えるかどうか決めたほうがよさそうやね。」

結局、MNPはじまったからといって、料金の安いプランのあるキャリアにすぐ乗り換えるのはよくないかもしれません。